あり‐の‐まま【有りの儘】
実際にあるとおり。偽りのない姿。ありてい。「—の話」「—を見せる」
有(あ)るが儘(まま)
今ある状態のとおりで。今のまま。そのまま。「日常生活を—にとらえた写真」
おもい‐の‐まま【思いの儘】
心に思うとおり。思う存分。副詞的にも用いる。「—を述べる」「—(に)振る舞う」
おもう‐まま【思う儘】
[副]心に思うとおりに。思うさま。「ピアノを—(に)操る」
かって‐きまま【勝手気儘】
[名・形動]他人のことは気にせず、自分のしたいように行動すること。また、そのさま。「—な一人暮らし」「—に振る舞う」
きずい‐きまま【気随気儘】
[名・形動]勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。わがまま勝手。「—に生きる」
き‐の‐まま【着の儘】
普段着などのままで、改めて着替えないこと。「—で出て行きけるが」〈浮・織留・五〉
きのみ‐きのまま【着の身着の儘】
[連語]いま着ている着物以外は何も持っていないこと。「—で焼け出される」
き‐まま【気儘】
[名・形動] 1 遠慮や気がねをせずに、自分の思うままに行動すること。また、そのさま。「—な独り暮らし」 2 わがままに振る舞うこと。また、そのさま。「—な言いぐさ」 →勝手(かって)[用法] ...
この‐まま【此の儘】
今の状態のまま。現状のまま。「—では意味が通じない」「—ではすまない」