ちょ‐し【儲嗣】
天子または貴人の世継ぎ。儲君。儲弐(ちょじ)。
ちょ‐じ【儲弐】
「儲嗣(ちょし)」に同じ。
まけ‐みぞ【儲け溝】
池の水があふれたとき、その水を流すために用意してある溝。「葦鴨(あしがも)のすだく池水溢(はふ)るとも—の方(へ)に我越えめやも」〈万・二八三三〉
もうか・る【儲かる】
[動ラ五(四)] 1 利益が得られる。もうけになる。「—・る商売」 2 思いがけない得をする。「買わずにすんで—・った」
もう・く【儲く】
[動カ下二]「もう(儲)ける」の文語形。
もうけ【儲け】
得をすること。また、思いがけないいい目をみること。利益。利得。「—が大きい」「まる—」「ぼろ—」
もうけ‐ぐち【儲け口】
儲けの対象となる物事。利益になる手がかり。「—を探す」
もうけ‐しごと【儲け仕事】
儲けになる仕事。思いがけず得になる仕事。
もうけ‐しゅぎ【儲け主義】
もうけることを第一とし、サービスなど他の面を軽視する考え方。
もうけ‐ずく【儲け尽く】
もうけることだけを考えて物事をすること。「—の仕事」