おお‐よう【大様】
[形動][文][ナリ] 1 《意味・音の類似から「鷹揚」とも書くが、元来は別語》落ち着きがあって、小さなことにこせこせしないさま。「—に構える」「—な性格」 2 大まかなさま。大ざっぱ。「山法...
おこない【行い〔行ない〕】
1 物事をすること。振る舞い。行為。行動。「万が一君にどんな間違った—があったとしても」〈里見弴・多情仏心〉 2 日常の生活態度。身持ち。品行。行状。「—を慎む」「平素の—が物を言う」 3 仏道...
おさめ‐やど【納め宿】
江戸時代、江戸・大坂へ回漕されてきた年貢米の御蔵納入や払い米の仲介を請け負った業者。株仲間を組織して冥加金を幕府に納め、手数料を支給された。元来は、年貢米を回漕してきた百姓が、水揚げから御蔵納入...
お‐しろい【白粉】
《お白い、の意。元来は女性語》顔や首筋などにつけて肌を色白に美しく見せるための化粧品。粉おしろい・水おしろい・練りおしろいなどがある。
おち【遠/彼方】
1 遠い所。遠方。「川より—にいと広くおもしろくてあるに」〈源・椎本〉 2 現在から隔たった時。 ㋐以前。昔。「昨日より—をば知らずももとせの春の始めは今日にぞありける」〈拾遺・雑賀〉 ㋑以後。...
おゆみ‐の‐しんじ【御弓の神事】
正月(多くは小正月)に、神前で矢を射る神事。元来魔よけのためとされたが、年占・武芸の奉納などの意義をもつようになった。奉射(ぶしゃ)。
おれ【俺/己/乃公】
[代]一人称の人代名詞。元来、男女の別なく用いたが、現代では、男子が同輩または目下に対して用いる。「—と貴様の仲」
おわせ‐ぶし【尾鷲節】
民謡の一。三重県尾鷲市付近の踊り歌・座敷歌。元来は漁師のうたった船歌という。
オーバースペック
《(和)over+specification》機械などに、多くの機能を取り入れすぎること。過剰に高性能であること。元来は軍関係者の用語。過剰性能。
オーバールール【overrule】
《元来は、上級審が下級審の判決を破棄する、裁判長が異議を却下する、などの意》テニスの試合で、ラインズマン(線審)の判定について、主審がミスジャッジと判断した場合、これを主審の権限で訂正すること。