サンスクリット‐ご【サンスクリット語】
《Sanskritは元来、完成された言語、雅語の意》インド‐ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語。広義には、初期のベーダ語を含むが、狭義には、前5〜4世紀の文法家パーニニによって記述され、規範...
さんみ‐いったい【三位一体】
1 キリスト教で、父(神)・子(キリスト)・聖霊の三位は、唯一の神が三つの姿となって現れたもので、元来は一体であるとする教理。 2 三者が本質的に全く同一であるということ。 3 三つのものが一つ...
ザナドゥー【Xanadu】
桃源郷。元来は、中国、元の夏期の都であった上都(内モンゴル自治区多倫北西に遺跡が残る)をさす語。
シェパード【shepherd】
《羊飼いの意》家畜の犬の一品種。ドイツの原産。体形はオオカミに似る。元来は牧羊犬で、用心深く勇敢・忠実であるため、警察犬・盲導犬・麻薬探知犬として重用される。セパード。
シストルム【sistrum】
《元来ギリシャ語で、震わすの意》柄のついた枠に横棒をゆるく通し、振って音を出す、がらがらに似た楽器。起源は古く、古代エジプト・メソポタミアに存在した証拠があるという。
しちり‐けっぱい【七里けっぱい】
「しちりけっかい(七里結界)」の音変化。「我輩は元来(じたい)束縛されるのが嫌いだからね、官員なぞは—だ」〈魯庵・社会百面相〉
しつない‐がく【室内楽】
少人数の独奏楽器による合奏音楽。弦楽四重奏・ピアノ三重奏など多くの形態がある。元来は教会・音楽会場以外の宮廷の一室などで演奏された音楽をさし、声楽の入ることもあった。チェンバーミュージック。
シビック‐トラスト【Civic Trust】
市民活動基金。元来は、1957年に設立された、都市環境の保全や改善を目的とする英国の団体。土地や建物などを買い取って保存するナショナルトラストとは違い、集会やパンフレットで啓蒙活動をしながら、環...
シャンタン【shantung】
縦糸に生糸、横糸に玉糸や紬紡糸(ちゅうぼうし)を用いた、つむぎ風の平織り絹地。綿・化繊でも作られ、張りと光沢があり、ドレスや夏服などに用いられる。元来は中国の山東(シャントン)で柞蚕(さくさん)...
じ‐たい【地体】
[名]根本的なこと。本質。根源。「何だか—は更にわからぬ」〈二葉亭・浮雲〉 [副]もともと。そもそも。元来。自体。「—欲には目のない輩(てあい)のこと」〈荷風・腕くらべ〉