もと‐ゆい【元結】
髪の髻(もとどり)を結び束ねる紐(ひも)・糸の類。古くは組紐または麻糸を用いたが、近世には糊(のり)で固くひねったこよりで製したものを用いた。もとい。もっとい。
もとゆい‐がみ【元結紙】
髻(もとどり)を束ねるための紙。もといがみ。
元結(もとゆい)を切(き)・る
出家する。
もと‐より【元より/固より/素より】
[副] 1 初めから。以前から。もともと。「—失敗は覚悟の上だ」 2 言うまでもなく。もちろん。「子供は—大人も楽しめる映画」
もと‐わたり【本渡り/元渡り】
「古渡(こわた)り」に同じ。「庭蔵見れば—の唐織山をなし」〈浮・五人女・五〉
本(もと)を正(ただ)・す
物事の起こりや原因を調べて、はっきりさせる。「—・せばすべて自分が悪い」
ユアン【元】
《(中国語)》⇒げん(元)2