かく‐しつ【確執】
[名](スル)互いに自分の意見を強く主張して譲らないこと。また、そのために生じる不和。かくしゅう。「兄弟の間の—」
貸(か)し借(か)りは他人(たにん)
親子兄弟でも、金銭の貸し借りでは他人同様の冷たい仲となりがちであること。
かしこ・い【賢い/畏い/恐い】
[形][文]かしこ・し[ク] 1 (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「—・くて聞き分けのいい子供」 2 (賢い)抜け目がない。要領がいい。「あまり—・いやり方とはいえな...
かぞく‐かいぎ【家族会議】
家族が集まって行う話し合い。特に、その家や、夫婦・親子・兄弟姉妹に関係する重要な事柄を相談するために開く会議。
かたえ‐ぎき【傍聞き】
[名](スル)かたわらにいて、人の会話を聞くともなしに聞くこと。「容易に応じそうもない応対を—すると」〈里見弴・安城家の兄弟〉
かた‐くち【片口】
1 一方の人だけの言い分。「—では事の真相はわからない、と思い返して」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 一方にだけつぎ口のある長柄の銚子。 3 一方にだけつぎ口のある鉢。 4 馬の口取り縄を、左また...
カッセル【Kassel】
ドイツ中部、ヘッセン州の都市。ウェーザー川支流のフルダ川に臨む工業都市で、もとヘッセン‐カッセル侯国の首都。市街中心部にグリム兄弟博物館がある。国際的な現代美術展ドクメンタの開催地。西郊にウィル...
かね‐あ・う【兼(ね)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 両方がうまくつりあう。「需要と供給がうまく—・う」 2 互いに気がねをする。「兄弟心を—・ひて」〈浄・歌軍法〉
かぶとくび【兜首】
大池唯雄の短編小説。昭和13年(1938)発表。同年、「秋田口の兄弟」とあわせ第8回直木賞受賞。
かめやま‐の‐あだうち【亀山の仇討ち】
元禄14年(1701)、伊勢亀山城下で、石井半蔵・源蔵兄弟が父と兄の敵赤堀源五右衛門を28年目に討った事件。世に元禄曽我といわれ、浄瑠璃などに脚色された。