イドラ【(ラテン)idola】
《幻像の意》フランシス=ベーコンの用語。正しい認識を妨げる偏見や先入観。
いろ‐めがね【色眼鏡】
1 着色したレンズをはめた眼鏡。サングラスなど。 2 偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方。「—で人を見る」
かちょう‐ふうえい【花鳥諷詠】
近代俳句の理念の一。俳句は、四季による自然の現象とそれに伴う人事とを、先入観念を排して純粋に叙景的に詠むのが理想であるとするもの。高浜虚子が昭和2年(1927)に主唱して以来ホトトギス派の指導理...
かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる [学習漢字]4年 1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「観客・観劇・観光・観梅・観覧/参観・拝観・傍観」 2 物事を念入りに見る。「観察...
し‐はい【支配】
[名](スル) 1 ある地域や組織に勢力・権力を及ぼして、自分の意のままに動かせる状態に置くこと。「異民族の—から脱する」「諸国を—する」 2 ある要因が人や物事に影響を及ぼして、その考えや行動...
じょじゅつ‐トリック【叙述トリック】
推理小説の手法の一。文章の記述上の仕掛けによって、読者をわざと誤認に導くもの。一般に、記述から想像される人物像や犯人像に関する読者の先入観を欺くものが多い。
せい‐しん【成心】
1 ある立場にとらわれた見方。先入観。「—を去る」 2 たくらみのある心。下心(したごころ)。
せんにゅう‐けん【先入見】
「先入観」に同じ。
せんにゅう‐しゅ【先入主】
「先入観」に同じ。
とらわ・れる【囚われる/捕(ら)われる/捉われる】
[動ラ下一][文]とらは・る[ラ下二] 1 つかまえられる。とらえられる。「敵に—・れる」 2 固定した価値観や考え方などに拘束される。「先入観に—・れる」「目先のことに—・れる」