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カント哲学で、その認識論の立場。認識をすべて主観の所産とする経験的観念論に対して、空間に認識される事物の実在性を疑いはしないが、それは物自体ではなくて現象であり、人間の認識主観の先天的な直観形式である時間・空間と、先天的な思惟 (しい) 形式である範疇 (はんちゅう) とによって整理構成されたところに生じるものとする。批判的観念論。超越論的観念論。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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