のめり‐こ・む【のめり込む】
[動マ五(四)] 1 前へ倒れるように入り込む。「ぬかるみに—・む」 2 ある環境や状況の中に深く入り込む。「研究に—・む」「ばくちに—・む」
のり‐こ・む【乗(り)込む】
[動マ五(四)] 1 乗り物に乗ってその中へはいる。「車で現地に—・む」 2 乗客や乗員が乗り物の中へはいる。「通勤の客がいっせいに電車に—・む」 3 敵の領分などに、勇んで入り込む。「大挙して...
はい‐こ・む【這い込む】
[動マ五(四)] 1 這って中に入り込む。這い入る。「縁側へ上って座舗(ざしき)へ—・み」〈二葉亭・浮雲〉 2 夜ばいをする。「奴は下女癖があると見えて今でも下女に—・む」〈魯庵・社会百面相〉
は‐わけ【葉分け】
風や月光、霜などが葉と葉を分けて、間に入り込むこと。また、1枚1枚の葉。「朝日さす光を見ても玉笹の—の霜を消(け)たずもあらなむ」〈源・藤袴〉
ふき‐い・る【吹(き)入る】
[動ラ五(四)]風などが吹いて中に入り込む。吹き込む。「窓から涼風が—・る」
[動ラ下二]「ふきいれる」の文語形。
ふき‐い・れる【吹(き)入れる】
[動ラ下一][文]ふきい・る[ラ下二] 1 吹いて中に入れる。吹き込む。「息を—・れる」 2 風などが吹いて中に入り込む。吹き込む。「風のさと—・るるに」〈源・早蕨〉
ふ‐じゅ【膚受】
《「論語」顔淵から》 1 讒言(ざんげん)や中傷などが、垢(あか)が皮膚にしみ込むように、知らぬ間に心の中に入り込むこと。また、それが肌を切りつけるように痛切なこと。「—の愬(うった)え」 2 ...
ふところ【懐】
1 衣服を着たときの、胸のあたりの内側の部分。懐中。「受け取った金を—にしまう」 2 前に出した両腕と胸とで囲まれる空間。「横綱の—に入り込む」 3 周りを山などに囲まれた奥深い場所。「山の—を...
ふみ‐こ・む【踏(み)込む】
[動マ五(四)] 1 勢いよく足を踏み出す。「一歩—・んで打つ」 2 踏んで、落ち込む。また、ある状態・場所に入り込む。「水たまりに—・む」「悪の道に—・む」 3 人の家などに、無断で、また強引...
ふり‐こ・む【振(り)込む】
[動マ五(四)] 1 振替口座や預金口座などに金銭を払い込む。「授業料を—・む」 2 振って中へ入れる。勢いよく押し込む。「万灯を—・んで見りゃあ唯も帰れない」〈一葉・たけくらべ〉 3 マージャ...