いれずみ‐もの【入れ墨者】
江戸時代、入れ墨の刑を受けた者。前科者。
いれ‐たて【入れ立て】
1 新しくいれたばかりであること。「—のお茶」 2 自分で費用を負担すること。自前。自弁。「仕着せのほかは身の—との定めなり」〈浄・百日曽我〉
いれ‐ちがい【入れ違い】
1 一方が出たすぐあとに、他方がはいること。いれちがえ。いりちがい。「出かけたのと—に客がたずねてきた」 2 間違って入れること。いれちがえ。
いれ‐ちが・う【入れ違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一方が出たすぐあとに他方がはいる。また、一方がはいったすぐあとに他方が出る。行き違いになる。「ちょうど—・って会えなかった」 2 まちがってはいる。また、入れ変わる。「...
いれ‐ちが・える【入れ違える】
[動ア下一][文]いれちが・ふ[ハ下二] 1 あるものを出して別のものを入れる。入れ変える。「冬物と春物を—・える」 2 互い違いになるようにする。「木を—・えて組む」 3 まちがえて入れる。入...
いれ‐ぢえ【入れ知恵】
[名](スル)他人に知恵をつけること。また、他人からつけられた知恵。多く、悪いことにいう。付け知恵。「幼い弟に—する」
いれ‐にっき【入れ日記】
商品などを送る場合、送り荷の中に入れる内容明細書。
いれ‐ば【入れ歯】
1 抜けたり、欠けたりした歯の補いに、人造の歯を入れること。また、その歯。義歯(ぎし)。「総—」 2 下駄の歯入れ。
いれ‐ばな【入れ花/入れ端】
1 入れたての茶。でばな。「由緒ある茶の—、まづ一服」〈浄・鬼一法眼〉 2 年の若い女性のたとえ。「青前垂(あをまへだれ)の—は女房盛りの器量よし」〈浄・千本桜〉 3 俳諧・狂歌などの指導料。ま...
いれ‐ひも【入れ紐】
袍(ほう)・狩衣(かりぎぬ)などの頸上(くびかみ)についている紐。先を結び玉にした雄紐を、輪形の雌紐に差し入れて留める。