やつ‐ばち【八つ撥/八つ桴】
1 羯鼓(かっこ)の異称。「いつものやうに—を御打ち候ひて」〈謡・花月〉 2 中世の巷間(こうかん)芸能の一。羯鼓を首から掛けて、それを打ちながら踊るもの。「児(ちご)の能には、…簓(ささら)、...
やつぶち‐の‐たき【八ツ淵の滝】
滋賀県高島市にある滝。七遍返(しちへんがえ)し淵・貴船(きぶね)ヶ淵・屏風ヶ淵・小摺鉢(こすりばち)・大摺鉢(おおすりばち)・唐戸(からと)の淵・障子ヶ淵・魚止(うおどめ)の淵の、八つの滝が連な...
やつ‐め【八つ目】
1 8番目。やっつめ。 2 目が八つあること。多くの目があるもの。 3 編み目・刻み目などが多くあること。また、そのもの。 4 「八目鰻(うなぎ)」の略。 5 「八つ目鏑(かぶら)」の略。
やつめ‐かぶら【八つ目鏑】
穴を多数(後世には八つ)あけた鏑。また、それをつけた矢。
やつ‐わり【八つ割(り)】
1 八等分すること。また、その一つ。 2 四斗樽(しとだる)の8分の1の容積の樽。5升入りの樽。