はち‐ぶ【八分】
[名](スル) 1 一分(いちぶ)の8倍。 ㋐10分の8。8割。8分目。「書類に—どおり目を通す」 ㋑100分の8。 2 仲間はずれにすること。「今日は—したゆえ」〈二葉亭・浮雲〉
はちぶ‐おんぷ【八分音符】
⇒はちぶんおんぷ(八分音符)
はちぶん‐おんぷ【八分音符】
全音符の8分の1の長さを表す音符。はちぶおんぷ。
はちぶん‐ぎ【八分儀】
船の位置を決めるときに、天体の高度を測る器械。六分儀の前身で、目盛り環は円周の8分の1の45度が用いられている。オクタント。
はちぶんぎ‐ざ【八分儀座】
天の南極の含まれる小星座。日本からは見えない。学名(ラテン)Octans
はちぶん‐め【八分目】
1 10分の8の分量。8割程度。「コップに水を—ほど入れる」 2 物事を控えめにすること。ほどほどの程度。「腹—」
はっ‐ぷん【八分】
漢字の書体の一。隷書(れいしょ)の一種で、横画の終筆を右にはね上げるのが特徴。八分書。漢隷。→隷書