八面六臂の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

多方面で、めざましい活躍をすること。また、一人で何人分もの活躍をすること。もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること。▽「面」は顔、「臂」はひじ・腕。
句例
八面六臂の働き
用例
こうして、ついに政宗の八面六臂の活躍は始まった。<山岡荘八・伊達政宗>

八面六臂の解説 - 学研 四字熟語辞典

八つの顔と六本の腕(ひじ)で、一人で数人分もの活躍をすること。また、いろいろな方面できわだった活躍をすること。
注記
「臂」は、ひじ。すなわち、腕。もとは仏教の、三つの顔と六本の腕(ひじ)を持つ「三面六臂さんめんろっぴ」の仏像から。
用例
母は、一歳の次女におっぱいを含ませながら、そうして、お父さんと長女と長男のお給仕をするやら、子供たちのこぼしたものを拭くやら、拾うやら、鼻をかんでやるやら、八面六臂はちめんろっぴのすさまじい働きをして、〈太宰治・桜桃〉

八面六臂の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

  1. 仏像などが八つの顔と六つの腕をもつこと。

  1. あらゆる方面にめざましい働きを示すこと。「—の働き」

出典:青空文庫

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