やしおおり‐の‐さけ【八入折りの酒/八塩折りの酒】
何度も繰り返して醸(かも)した芳醇な酒。八醞(やしぼり)。「—を醸(か)み」〈記・上〉
やしおおり‐の‐ひもがたな【八入折りの紐刀/八塩折りの紐刀】
何度も繰り返して鍛錬した鋭い紐刀。「—を作りて」〈記・中〉
やしお‐こ【八汐湖】
栃木県北部にある湖。昭和58年(1983)鬼怒川上流に造られた川治ダムの貯水池。湛水面積22平方キロメートル。葛老(かつろう)山の尾根をはさんで北に五十里湖がある。川治湖。
やしお‐し【八潮市】
⇒八潮
や‐しおじ【八潮路】
多くの潮路。「—の潮の八百会(やほあ)ひに座(ま)す」〈祝詞・六月晦大祓〉
やしお‐つつじ【八潮躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木であるアカヤシオ、シロヤシオなどの総称。本州から四国にかけての深山に自生。細かく枝分かれした先に葉を5枚ずつ輪生状につける。初夏、漏斗形で先の5裂した花が開く。 2 ヨウラ...
やしお‐の‐いろ【八入の色】
いく度も繰り返し染め汁に浸して染めた濃い色。「竹敷のうへかた山は紅の—になりにけるかも」〈万・三七〇三〉
や‐しま【八洲/八島】
「八洲国(やしまくに)」の略。「現(あき)つ神我が大君の天の下—の中(うち)に国はしも多くあれども」〈万・一〇五〇〉
やしま【屋島】
香川県高松市北東部にある半島。溶岩台地で、南北2嶺があり、南嶺に屋島寺がある。もとは島で、源平屋島の戦いの古戦場。 (観世流以外は「八島」と書く)謡曲。二番目物。世阿弥作とされる。平家物語な...
やしまがくえん‐だいがく【八洲学園大学】
神奈川県横浜市にある私立大学。平成16年(2004)に開設された通信制大学で、インターネット学習だけで卒業が可能。