くろ‐はち【黒八】
「黒八丈(くろはちじょう)」の略。
ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...
ごんぱち【権八】
《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院(ばんずいいん)長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう。食客(しょっかく)。「とんと身を落とせば食客の—さんとなること」〈洒・辰巳婦言〉
ささら‐さんぱち【簓三八】
疫病や疱瘡(ほうそう)よけに板や紙に書いて門戸に貼りつけたまじないの文句。簓三八孫。簓三八宿。簓三助。
三五(さんご)の十八(じゅうはち)
《3と5の積は15であるのを、18と誤る意から》計算や見込みを誤ること。「若き人には—、ばらりと違ふ事数々なり」〈浮・胸算用・一〉
さん‐ぱち【三八】
1 数の3と8。また、日や月の3と8。 2 「三八式歩兵銃」の略。 青森県南東部、岩手県との県境に位置する地域の通称。八戸(はちのへ)市と5町1村からなる。名は、三戸(さんのへ)郡の「三」...
しゃく‐はち【尺八】
1 管の上端を斜めに削り取って作った歌口(うたぐち)に直接唇を当てて吹く縦笛。普通は竹製。中国で唐代初期に創作されたという。日本には古代尺八・一節切(ひとよぎり)・普化(ふけ)尺八などがあるが、...
しらい‐ごんぱち【白井権八】
[?〜1679]江戸初期の鳥取藩の武士。本名、平井権八。江戸の遊女小紫に迷い、辻斬(つじぎ)りをして処刑された。歌舞伎・浄瑠璃などに脚色され、特に歌舞伎では幡随院長兵衛がからんで登場することが多い。
そうはち【惣八/宗八】
狂言。還俗(げんぞく)した惣八という料理人と、もと料理人のにわか坊主とが、互いの前身を知って仕事を取り替えているところへ、主人が戻ってきてあわてる。
そのはち【薗八】
江戸中期の浄瑠璃太夫。薗八節の祖。宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の門弟で、享保年間(1716〜1736)に京都で一流を始め、門下に2世薗八・春富士正伝の逸材を生んだ。宮古路薗八。生没年...