えて‐こう【猿公】
猿を擬人化した言い方。
おう‐こう【王公】
王と諸公。また、身分の高い人。
おお‐やけ【公】
《「大宅(おおやけ)(大きな家)」の意から、皇居・天皇・朝廷、さらに公共の意に転じた語》 [名] 1 政府。官庁。また、国家。「—の機関」「—の費用」 2 個人の立場を離れて全体にかかわること...
おかた‐ぼうこう【御方奉公】
一定の年限を定めて婿が嫁方に入って働く習俗。年限により三年婿・五年婿などとよばれる。→年季婿(ねんきむこ)
おれ【俺/己/乃公】
[代]一人称の人代名詞。元来、男女の別なく用いたが、現代では、男子が同輩または目下に対して用いる。「—と貴様の仲」
おれい‐ぼうこう【御礼奉公】
奉公人が、決められた期間の奉公が済んでも、恩返しとして主家や雇い主のもとに、ある期間とどまって働くこと。
かたいれ‐ぼうこう【肩入れ奉公】
江戸時代、奉公人がのれんを分けてもらったのちも、恩返しに、もとの主人の家の用を手伝うこと。
かっ‐こう【郭公】
《鳴き声から》カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに分布。日本には夏鳥として渡来し、高原などでみられる。自分では巣を作らず、モズ・ホ...
かん‐こう【官公】
国と地方公共団体。
き‐こう【貴公】
[代]二人称の人代名詞。男性が、対等または目下の男性に対して用いる。江戸前期には、武士が目上の男子に対して敬意をもって用いたが、しだいに尊敬度が落ち、江戸末期には、現在の用いられ方になった。