えん‐たく【円卓】
まるいテーブル。
えん‐タク【円タク】
《「一円タクシー」の略》1円均一の料金で大都市を走ったタクシー。大正13年(1924)大阪で始まり、同15年に東京に現れた。料金が変わってからもタクシーの通称として残った。
えんたく‐かいぎ【円卓会議】
身分による席順を定めないで、円卓を囲んで行う会議。
えんたく‐きしだん【円卓騎士団】
⇒円卓の騎士
えんたく‐の‐きし【円卓の騎士】
アーサー王伝説中で、アーサー王に仕え、円卓につくことを許された騎士たち。円卓は、上下の別なく互いに平等な立場であることを示すもの。円卓騎士団。→円卓物語
えんたくものがたり【円卓物語】
平等と友情を期して円卓を囲んだ、アーサー王と配下の騎士たちの、冒険と恋の物語。ケルト民族の伝説であったが、12世紀以降ヨーロッパ各地に広まり、各種の騎士道物語の素材となった。→円卓の騎士
えんたろう‐ばしゃ【円太郎馬車】
《落語家橘家(たちばなや)円太郎が、明治10年代、当時の乗り合い馬車の御者のまねをして評判になったところから》乗り合い馬車のこと。がた馬車。えんたろう。
えん‐だか【円高】
外国為替相場で、円貨が外国通貨に対して相対的に価値が高いこと。⇔円安。
えんだか‐かんげん【円高還元】
円高差益を消費者に還元すること。円高が進行し、輸入品の価格が下落したことで企業が得た利益を、販売価格の引き下げなどによって消費者に還元する。
えんだか‐さえき【円高差益】
円高によって得られる利益。外国製品や原材料の輸入価格が安くなることから生じる。