いちろく‐しょうぶ【一六勝負】
1 《一と六は賽(さい)の目の裏表であるところから》さいころの目に一が出るか六が出るかをかけてする勝負。また単に、ばくち。 2 運任せの冒険的な物事をすること。
いぬとふえ【犬と笛】
芥川竜之介による童話。大正8年(1919)、雑誌「赤い鳥」に掲載。笛の上手な木こりの青年が、神に与えられた不思議な力を持つ3匹の犬とともに囚われの姫君を救い出す冒険物語。
いのち‐しらず【命知らず】
[名・形動] 1 生命の危険をも考えずに振る舞うこと。また、その人や、そのさま。「—が集まる」「—な冒険」 2 丈夫で長持ちすること。また、そのもの。「この手紬(てつむぎ)の碁盤縞(ごばんじま)...
いわなみしょうねんぶんこ【岩波少年文庫】
岩波書店が出版する小中学生向け文学叢書(そうしょ)。昭和25年(1950)創刊。海外や国内文学の名作を翻訳・紹介しており、「あしながおじさん」「クリスマスキャロル」「星の王子さま」「冒険者たち」...
うきしろものがたり【浮城物語】
矢野竜渓による海洋冒険小説。明治23年(1890)の1月から3月にかけて「報知異聞」の題名で「郵便報知新聞」に連載、評判となる。同年4月の単行本化に際し「浮城物語」に改題。副題「報知異聞」。
えとろふはつきんきゅうでん【エトロフ発緊急電】
佐々木譲の長編小説。平成元年(1989)刊。同年、第8回日本冒険小説協会賞受賞。平成2年(1990)、第3回山本周五郎賞および第43回日本推理作家協会賞受賞。第二次大戦3部作とよばれる作品群の第...
エミールとたんていたち【エミールと探偵たち】
《原題、(ドイツ)Emil und die Detektive》ドイツの詩人・小説家、ケストナーによる児童文学作品。1929年刊行。ノイシュタットからベルリンの祖母の家を訪ねる途中の列車で金をす...
えんたくものがたり【円卓物語】
平等と友情を期して円卓を囲んだ、アーサー王と配下の騎士たちの、冒険と恋の物語。ケルト民族の伝説であったが、12世紀以降ヨーロッパ各地に広まり、各種の騎士道物語の素材となった。→円卓の騎士
おぎた‐やすなが【荻田泰永】
[1977〜 ]冒険家。神奈川の生まれ。平成30年(2018)1月5日に、日本人として初めて、南極点への無補給・単独徒歩での到達に成功した。また、北極圏での徒歩による冒険行でも知られる。
オズのまほうつかい【オズの魔法使い】
《原題The Wonderful Wizard of Oz》米国の作家ライマン=フランク=ボームの児童文学。1900年刊。竜巻によって不思議の国オズに飛ばされた少女ドロシーが、さまざまな冒険を経...