けいさん‐かんむり【卦算冠】
漢字の冠の一。「亡」「交」「亭」などの「亠」の称。なべぶた。
げっけい‐かん【月桂冠】
葉のついた月桂樹の枝を輪にして冠としたもの。古代ギリシャで、競技の優勝者などに名誉のしるしとして与えた。転じて、最も名誉ある地位、また、そのしるし。
こう‐かん【光冠/光環】
太陽や月の周囲に見える光の輪。大気中の微細な氷の結晶や水滴などによる光の回折のために起こる現象で、内側が青く外側が赤色に見える。暈(かさ)。
こうぶり【冠】
《「かがふり」の音変化》 1 束帯や衣冠の装束のとき、頭にかぶるもの。→冠(かんむり) 2 男子が成年に達して、初めて冠をつけること。また、その儀式。元服。初冠(ういこうぶり)。 3 《古くは冠...
こん‐かん【根冠】
根の先端を覆い、生長点を保護する組織。
ごち‐の‐ほうかん【五智の宝冠】
大日如来などが頭にいただく宝冠。五智五仏を象徴する。
ごぶつ‐ほうかん【五仏宝冠】
金剛界の大日如来が頭にかぶる宝冠。五智円満を象徴する五仏をかたどった宝冠。五智の宝冠。五智冠。五仏冠。
さか【冠/鶏冠】
とさか。「瑞鶏(あやしきとり)を貢(たてまつ)れり。其の—海石榴(つばき)の華の似(ごと)し」〈天武紀〉
さん‐かん【三冠】
三つの栄冠。同一分野の三つの部門で最高位を手に入れることにいう。
さんざん‐かん【三山冠】
冠の一。巾子(こじ)の部分を三つ山のような形にした黒漆塗りの礼冠(らいかん)。即位のとき、主殿(とのもり)・図書(ずしょ)・賛者などの官人が用いた。