おとめ‐づか【乙女塚/処女塚】
妻争いの犠牲者となったおとめを葬ったと伝える塚。菟原処女(うないおとめ)、葛飾の真間の手古奈の塚など。
か【処】
[語素]《「が」とも》名詞または動詞の連用形に付いて、場所の意を表す。「奥—」「山—(やまが)」「すみ—」「隠れ—(かくれが)」
く【処/所】
[語素]名詞、または、それに準じるもの、動詞の連用形に付いて、場所の意を表す。「いず—」「こもり—」 [補説]「すみか」の「か」、「どこ」の「こ」と同語源と考えられる。
こ【処】
[語素]名詞・代名詞の下に付いて、場所の意を表す。「こ—」「そ—」「いず—」
しょ【処〔處〕】
[音]ショ(漢) [訓]おる おく ところ [学習漢字]6年 1 ある場所に身をおく。おる。「処世」 2 世の中に出ないで家にいる。「処士・処女/出処」 3 物事をしかるべく取りさばく。「処刑・...
しょ‐ぐう【処遇】
[名](スル)人をある立場から評価して、それに相応した取り扱いをすること。また、その取り扱い方。「経歴に見合った—を受ける」「顧問として—する」 →待遇(たいぐう)[用法]
しょ‐けい【処刑】
[名](スル)刑に処すること。特に、死刑に処すること。「犯罪者を—する」「—台」
しょけいがおこなわれている【処刑が行なわれている】
三枝和子の短編小説集。昭和44年(1969)刊。翌年、第10回田村俊子賞受賞。「夏至の夜、時計も動かない…」「幼ない、うたごえ色の血」などの作品を収録。
しょけいのへや【処刑の部屋】
石原慎太郎の短編小説。昭和31年(1956)「新潮」誌に発表。若者たちの暴力と性を描く。同年、市川崑監督により映画化。
しょ‐けつ【処決】
[名](スル) 1 きっぱりと処置を決めること。「昨年来の懸案を—する」 2 自分の進退・生死の覚悟を決めること。「銘々此の場を立ち退いて、然るべく—せられい」〈鴎外・大塩平八郎〉