だく‐ぼく【凸凹】
道などが平坦でなく凹凸(おうとつ)のあること。でこぼこ。「胸はだくだく―の坂の下へと別れける」〈浄・丹波与作〉
つばく・む【凸む】
[動マ四]《「つはくむ」とも》突出する。凹凸がある。「まなこの玉―・み出(い)でて」〈仮・伊曽保・上〉
でくま‐ひくま【凸間凹間】
出っ張った所とへこんだ所。でこぼこ。「屋根にでえぶ―のあるうちだ」〈滑・膝栗毛・初〉
でこ【凸】
1 突き出ていること。また、そのもの。 2 額(ひたい)。また、額が突き出ていること。おでこ。
でこ‐すけ【凸助】
1 額(ひたい)が広くて突き出た人を、からかっていう語。 2 人をののしっていう語。でこぼこ野郎。
でこ‐ぴん【凸ぴん】
《「でこ」は額のこと》相手の額を、中指で強く弾くこと。
でこ‐ぼう【凸坊】
いたずら盛りの男の子の愛称。でこぼうず。「うちの凸坊」
でこ‐ぼこ【凸凹】
[名・形動](スル) 1 物の表面が出っ張ったり、へっこんだりしていること。また、そのさま。「凸凹した道」「凸凹な地面をならす」 2 物事に優劣・多少などの差があって、つりあいがとれていないこと...
でこぼこ‐やろう【凸凹野郎】
人をののしっていう語。でこすけ。
とつ【凸】
[常用漢字] [音]トツ(漢) [訓]でこ 中央がつき出ている。「凸起・凸版・凸面鏡/凹凸」 [難読]凸凹(でこぼこ)・凸柑(ポンカン)