で‐よう【出様】
1 出る方法・ようす。出ぐあい。出方。「出るにも—がない」「水の—が悪い」 2 対応のしかた。態度。出方。「相手の—によっては」
で‐ようじょう【出養生】
よそに出かけて養生すること。転地療養。「それからは此の別荘に—をさせて置きましたので」〈木下尚江・良人の自白〉
でる【出る】
[動ダ下一][文]づ[ダ下二] 1 ある範囲や中から外の方へ動き移る。 ㋐そこから外へ行く。「校門をでる」「社会へでる」「迎えにでる」 ㋑境や一定の限度を越える。「土俵から足がでる」「この線から...
出(で)る杭(くい)は打(う)たれる
《「出る釘は打たれる」とも》 1 才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。 2 さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。 [補説]文化庁が発表した平成18年度「...
出(で)る所(ところ)へ◦出(で)る
公の場に訴え出てどちらが正しいかを決定してもらう。「—◦出て話をつけよう」
出(で)ると負(ま)け
試合などに出場するたびに、必ず負けること。
出(で)る船(ふね)の纜(ともづな)を引(ひ)く
未練がましい振る舞いをすることのたとえ。
出(で)る幕(まく)ではな・い
《演劇で、出番ではないの意から》出て何かをしたり、口出ししたりする場面ではない。「個人的な問題だから、第三者の—・い」
出(で)るわ出(で)るわ
《「わ」は終助詞》次から次へと出てくるさま。「聞いてみれば—、不満の声が次々と」
で・れる【出れる】
[動ラ下一]出ることができる。下一段活用の「でる」を可能動詞化したもの。「でられる」(「でる」の未然形+可能の助動詞「られる」)が本来の言い方。