かわお‐の‐たち【革緒の太刀】
太刀の帯に平緒でなく革緒を用いた、兵仗(ひょうじょう)の太刀。公家の野太刀。非常の場合や遠行の際に、自衛のために佩用(はいよう)した。
かんとう‐だち【環頭大刀】
柄頭(つかがしら)が環状になった大刀。高麗剣(こまつるぎ)。頭椎(かぶつち)の大刀(たち)。
きくづくり‐の‐たち【菊作りの太刀】
「菊一文字(きくいちもんじ)2」に同じ。
きくとかたな【菊と刀】
《原題The Chrysanthemum and the Sword》米国の文化人類学者、ルース=ベネディクトの日本文化論。1946年刊。日本文化を「恥の文化」として類型化した。
き‐だち【木太刀】
1 木で作ったかたな。木刀。木剣。 2 白木のままの鞘(さや)の太刀。「出仕の時は木鞘巻の刀を差し、—を持たせけるが」〈太平記・三五〉
キッチン‐ばさみ【キッチン鋏】
調理用のはさみ。やや大型で、栓抜きなどの機能を備えるものもある。
きつね‐の‐かみそり【狐の剃刀】
ヒガンバナ科の多年草。山野に生え、高さ約40センチ。地下茎はラッキョウ形。春、線形の葉を出す。夏、葉の枯れたのちに花茎を伸ばし、黄赤色の6弁花を数個開く。有毒。
き‐ばさみ【木鋏】
庭木・生け垣などの刈り込みに用いる、柄の長いはさみ。
ぎ‐とう【儀刀】
儀式のとき威儀を整えるために佩用(はいよう)する太刀。かざりたち。
ぎゅう‐とう【牛刀】
牛を切りさくのに用いる大きな包丁。