めいじげきけんかい【明治撃剣会】
津本陽による短編小説。明治初年の和歌山を舞台に、撃剣興行一座の使い手から賭け試合を挑まれた、元幕臣の姿を描く。同作を表題作とする小説集は昭和57年(1982)刊行。
めいじしんせんぐみ【明治新選組】
中村彰彦の短編歴史小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和62年(1987)、「小説宝石」誌に掲載された。作品集は平成元年(1989)の刊行。
めいじじんものがたり【明治人ものがたり】
森田誠吾によるエッセー。平成10年(1998)刊行。明治天皇、森銑三(せんぞう)、森茉莉と幸田文の三つのエピソードを中心に、明治時代の人々の肖像を描く。
めいじたいしょうしし【明治大正詩史】
日夏耿之介(ひなつこうのすけ)による詩論。昭和4年(1929)、上下2巻と索引巻を刊行。
めいじたいしょうぶんがくし【明治大正文学史】
吉田精一の著作。小説・詩歌・戯曲などさまざまな切り口から明治から大正にかけての日本文学史を論じる。昭和16年(1941)武蔵野書院より刊行。昭和32年(1957)刊行の山田書院版では「近代日本文...
めいじたいてい【明治大帝】
立野信之の長編歴史小説。「サンデー毎日」誌に連載。単行本は昭和31年(1956)から昭和34年(1959)にかけて全7巻を刊行。
めいじはんしんでん【明治叛臣伝】
田岡嶺雲による明治維新期の史伝。福島事件・加波山事件・名古屋事件など、急進的な自由党員による武装蜂起事件を扱う。明治42年(1909)刊行。
めいじぶんだんかいころく【明治文壇回顧録】
後藤宙外による回想記。昭和8年(1933)から昭和10年(1935)にかけて「芸術殿」誌に連載、昭和11年(1936)刊行。
めいせつくしゅう【鳴雪句集】
内藤鳴雪の句集。明治42年(1909)刊行。
めいせつはいわ【鳴雪俳話】
内藤鳴雪による俳書。明治40年(1907)刊行。