わすれられたにほん【忘れられた日本】
洋画家・彫刻家の岡本太郎の著作。副題「沖縄文化論」。昭和36年(1961)刊行。第15回毎日出版文化賞受賞。
わせだぶんがく【早稲田文学】
文芸雑誌。明治24年(1891)早稲田大学の前身東京専門学校文学科の機関誌として創刊。坪内逍遥が主宰し、森鴎外との間に没理想論争を展開。明治31年(1898)休刊。第二次は明治39年に(1906...
わそうびょうえ【和荘兵衛】
談義本。4巻。遊谷子作。安永3年(1774)刊。長崎の商人四海屋荘兵衛が漂流し、不老不死国をはじめ、女護(にょご)が島や大人国・小人国などを遍歴して日本へ帰るまでを描く。同8年、沢井某作「和荘兵...
わたくしのソーニャ【私のソーニャ】
八木義徳の連作短編小説の第2作。および同作を表題作とする小説集。昭和23年(1948)発表。作品集は昭和24年(1949)刊行。
わたくしプロレスのみかたです【私、プロレスの味方です】
村松友視のデビュー作。昭和55年(1980)刊行のプロレスを主題とするエッセー。副題「金曜午後八時の論理」。続編に「当然、プロレスの味方です」がある。
わたしがかたりはじめたかれは【私が語りはじめた彼は】
三浦しをんの長編小説。大学教授の「彼」について周囲の「私」達がそれぞれの立場から考察する連作集。平成16年(2004)刊行。翌年の第2回本屋大賞にて9位入賞。
わたしがころしたしょうじょ【私が殺した少女】
原尞のハードボイルド小説。東京西新宿に事務所を構える探偵沢崎が活躍する「私立探偵沢崎シリーズ」の一つ。平成元年(1989)刊行。同年、第102回直木賞受賞。
わたしのおとこ【私の男】
桜庭一樹の長編小説。父と娘の過去を、時代を遡りながら描く。平成19年(2007)刊行。同年、第138回直木賞受賞。
わたしのグランパ
筒井康隆の小説。平成11年(1999)「オール読物」誌に掲載。同年刊行。第51回読売文学賞小説賞を受賞。
わたしのチェーホフ【私のチェーホフ】
佐々木基一の評論。ロシアの劇作家、チェーホフについて論じる。平成2年(1990)刊行。同年、第43回野間文芸賞受賞。