きぶ・い
[形][文]きぶ・し[ク]《中世・近世上方語》 1 厳格である。「—・い人でよく清規を行はれたぞ」〈百丈清規抄・四〉 2 苛酷で容赦がない。「法が—・ければ」〈史記抄・李斯伝〉 3 がまんできな...
きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
きゅう【灸】
漢方医術の一。もぐさをつぼに当たる皮膚の特定の位置に据え、線香で火をつけて燃やし、その熱の刺激で病気に対する治癒力を促進する療法。やいと。
きゅう‐かく【嗅覚】
においを感じる感覚。揮発性の化学物質の刺激を受けたときに生じる。臭覚(しゅうかく)。
きゅうかく‐きかん【嗅覚器官】
においの刺激を感受する器官。嗅細胞からなり、哺乳類では鼻腔に、昆虫では触角や口ひげにある。嗅覚器。
きゅう‐さいぼう【嗅細胞】
嗅覚の刺激物質を受容する細胞。人間では鼻腔(びこう)上部の粘膜中に分布。臭細胞。
きゅう‐しんけい【嗅神経】
鼻腔に分布する嗅細胞から神経突起が伸びたもの。嗅脳に至り、匂いの刺激を中枢に伝える。第一脳神経。
きゅうしんせい‐しんけい【求心性神経】
末梢からの刺激や興奮を中枢へ伝達する神経。感覚神経など。→遠心性神経
きゅうみん‐だは【休眠打破】
休眠状態にある種子・冬芽・球根などが、ある特定の刺激を受けたのち、活動状態になること。サクラの開花には、冬期に一定期間低温にさらされる必要があることが知られる。
きょう‐かんかく【共感覚】
音を聞くと色が見えるというように、一つの刺激が、それによって本来起こる感覚だけでなく、他の領域の感覚をも引き起こすこと。→色聴(しきちょう)