かみ‐そり【剃刀】
《「髪(かみ)剃り」の意》 1 頭髪・ひげなどをそるのに用いる刃物。切っ先がなく、刃が薄く、鋭利。こうぞり。 2 切れ味が鋭いさま、また、才気鋭く、物事の処理が速く巧みなさまや人のたとえ。「—の...
かみそり【剃刀】
中村吉蔵の戯曲。1幕。大正3年(1914)10月、帝国劇場にて芸術座が初演。大正時代の社会劇の代表的作品。
かみそり‐かぶれ【剃刀気触れ】
かみそりでそったあとに生じる皮膚の炎症。
かみそり‐がい【剃刀貝】
《貝殻の形がかみそりに似るところから》マテガイの別名。
剃刀(かみそり)の刃(は)を渡(わた)・る
失敗したら身を滅ぼすような、非常に危険な行動をすることのたとえ。
かみそり‐まけ【剃刀負け】
[名](スル)かみそりかぶれを起こすこと。
す・る【剃る】
[動ラ五(四)]「そ(剃)る」に同じ。「髯を—・って来るよ」〈漱石・永日小品〉 [可能]すれる
そり【剃り】
1 そること。また、そりぐあい。「—を入れる」 2 かみそり。「—を当てなくっちゃ駄目ですぜ」〈漱石・草枕〉
そり‐あじ【剃り味】
ひげなどをそるときの、滑らかにそれるかどうかの感じ。「—のいい刃」
そり‐あと【剃り跡】
ひげなどをそったあと。「青々とした—」