すなわち【即ち/則ち/乃ち】
[接] 1 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。言いかえれば。つまり。「日本の首都—東京」 2 前に述べた事と次に述べる事とが、まったく同じであることを表す。とりもなおさず。まさ...
そく【則】
[接尾]助数詞。列挙したきまりなどを数えるのに用いる。「会規の第三—」
そく【則】
[音]ソク(呉)(漢) [訓]のり のっとる すなわち [学習漢字]5年 1 きまり。のり。ルール。「会則・規則・原則・校則・細則・準則・通則・鉄則・罰則・反則・変則・法則」 2 手本とする。の...
そく【𡑮/即/則】
⇒乾漆(かんしつ)2
そく・する【則する】
[動サ変][文]そく・す[サ変]基準に従う。のっとる。「内規に—・して処分する」
そくてん‐きょし【則天去私】
《天に則(のっと)り私を去るの意》夏目漱石が晩年に文学・人生の理想とした境地。自我の超克を自然の道理に従って生きることに求めようとしたもの。漱石自身の造語。
そっけつ‐の‐かん【則闕の官/即闕の官】
《「養老令」職員令の「太政大臣一人、…其の人なければ則ち闕(か)く」から》太政大臣(だいじょうだいじん)の異称。
のっ‐と・る【則る/法る】
[動ラ五(四)]《「のりと(則)る」の音変化》規準・規範として従う。「伝統に—・った儀式」「法に—・って裁く」
のり【法/則/典/範/矩】
《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》 1 守るべき規範。法律。おきて。「—を守る」 2 手本。模範。「後進...
のり‐と・る【則る/法る】
[動ラ四]《則(のり)をとる意》手本とする。模範にする。のっとる。「これを宗とぞともに—・る」〈日本紀竟宴和歌〉