ひ‐もく【皮目】
樹木の幹・枝・根などにあり、表面のコルク層を破って割れ目状に見える構造。気孔(きこう)の代わりに空気を流通させる。皮孔。
ひ‐われ【干割れ/日割れ】
1 乾きすぎて、ひびが入ったり、割れたりすること。また、その割れ目。「—のした鏡餅(かがみもち)」 2 木材や樹木などが、日光の直射や温度差により縦に裂けること。
ひ‐わ・れる【干割れる】
[動ラ下一][文]ひわ・る[ラ下二]乾いて割れ目ができる。「柱が—・れる」
フォッサ‐マグナ【(ラテン)Fossa Magna】
《大きな割れ目の意》本州中央部を南北に横断する断裂帯。西縁は糸魚川(いといがわ)静岡構造線であるが、東縁は不明。内部はグリーンタフを含む厚い新第三系が褶曲(しゅうきょく)し、その上に第四紀の火山...
ふき‐や【吹(き)矢】
1 竹筒などの中に入れ、勢いよく吹いて放つ矢。竹を串のように削って先を鋭く、手もとは太めに割れ目を入れて紙の羽をつける。武器、また小鳥を捕らえるのに用いる。 2 遊戯の一。からくり仕掛けで動く人...
ふと‐まに【太占/太兆】
上代の占いの一。鹿の肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う。
フラクチャー【fracture】
1 破損。破砕。断裂。 2 地球科学で、地殻や岩石に生じた割れ目の総称。断層や節理などを含む。
ぼっ‐こつ【卜骨】
亀甲(きっこう)・獣骨などを焼いて、その割れ目の形で吉凶を占う方法。古くから中国などで行われ、日本でも弥生時代には行われた。
まき‐さく【真木割く/真木栄く】
[枕]木をさいた割れ目を「ひ」というところから、「檜(ひ)」にかかる。「—檜の御門(みかど)」〈記・下・歌謡〉
リス【(ドイツ)Riss】
登山で、岩壁の細い割れ目。ハーケンを打ち込むのに利用。