きしつ‐きげき【気質喜劇】
気質3によって類型化された登場人物たちの、特異な性格を描いた風刺喜劇。英国で16世紀から17世紀にかけて流行した。ジョンソンなどが代表的。
きせき‐げき【奇跡劇】
キリストまたは使徒・聖者などの行った奇跡や行為を題材とした宗教劇。中世ヨーロッパで演じられた。
きゅう‐げき【急激/急劇】
[形動][文][ナリ]物事の変化や動きなどが急で、はげしいさま。「気温の—な変化」
きゅう‐げき【旧劇】
1 新派劇・新劇に対して、歌舞伎など、旧来の演劇のこと。旧派劇。旧派。 2 映画で、現代劇に対して時代劇のこと。髷物(まげもの)。
きゅうは‐げき【旧派劇】
「旧派2」に同じ。
きょう‐げき【京劇】
中国の古典劇の一。清代に南曲が北京に伝わって成立。胡弓(こきゅう)・月琴・銅鑼(どら)などの伴奏で、歌・せりふ・しぐさ・立ち回りによりストーリーを展開する演劇。京戯。けいげき。
けい‐げき【京劇】
⇒きょうげき(京劇)
きょうゆうち‐の‐ひげき【共有地の悲劇】
経済学で、多くの人の利己的な行動によって共有資源が枯渇すること。山林や漁場などの共有地(入会地(いりあいち))において、各自が適量を採取すれば存続できる資源も、自己利益のために濫伐・乱獲する者が...
きんだい‐げき【近代劇】
19世紀末にヨーロッパで起こった演劇。近代市民社会の個人主義・自由主義の立場から人生や社会問題を扱った。作家としては、イプセン・ストリンドベリ・ハウプトマン・チェーホフ・ショーら。日本では明治末...
ギリシャ‐ひげき【ギリシャ悲劇】
アテネを中心に前5世紀ごろ栄えた演劇。運命に逆らい、また、流される人間を主題とした荘重・沈痛な悲劇で、仮面をつけた俳優とコロス(合唱団)によって演じられる。アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピ...