烏賊(いか)の甲(こう)より年(とし)の功(こう)
イカの甲はあまり役に立たないが、年功は積めば積むほど価値がある。年長者の経験は重んじなければならないことをいう。亀(かめ)の甲より年の功。
い‐こう【偉功】
すぐれてりっぱな業績。「—をたたえる」
い‐こう【遺功】
死後に残る功績。「先帝の—」
いさお【勲/功】
りっぱに仕事をなしとげたこと。名誉ある功績。いさおし。「—を立てる」
一簣(いっき)の功(こう)
《「書経」旅獒(りょごう)から》完成直前のひと骨折り。最後の努力。事業を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力の大切さをいう。
おおかわ‐いさお【大川功】
[1926〜2001]実業家。大阪の生まれ。昭和43年(1968)、コンピューターサービス社を設立。昭和59年(1984)にはゲーム機メーカーのセガエンタープライゼス(現セガゲームス)を買収し会...
かい‐こう【戒功】
仏語。戒めを守ることによって生じる功徳(くどく)。「吾十善の—によって、万乗の宝位を保つ」〈平家・一〉
か‐こう【加功】
[名](スル)助力すること。法律では、犯罪に加担することをいう。「ハルマ釈辞の書は、彼が—して、其の業を助成せりとなり」〈蘭学事始〉
亀(かめ)の甲(こう)より年(とし)の劫(こう)
《「劫」はきわめて長い時間。「甲」と「劫」と音が通じるところからいう》長年の経験が貴重であるということ。亀の甲より年の功。
き‐こう【奇功】
思いがけない、すぐれた功績。