ちょく【勅】
1 天子の命令。天皇の言葉。また、それを記した文書。みことのり。「—を奉じる」 2 尊貴の者からの命令。「仏の—に依りて」〈今昔・三・二六〉
ちょく【勅〔敕〕】
[常用漢字] [音]チョク(漢) [訓]みことのり 1 天子の言葉や命令。みことのり。「勅語/違勅・詔勅・神勅・奉勅・密勅」 2 天子に関する物事に添える語。「勅許・勅裁・勅使・勅撰(ちょくせん...
ちょく‐え【勅会】
勅旨によって行われる法会。
ちょく‐がく【勅額】
天子直筆の額。また、勅賜の額。
ちょく‐がん【勅願】
勅命による祈願。天皇の祈願。
ちょくがん‐しょ【勅願所】
勅願により、国家鎮護などを祈願した神社や寺院。
ちょくがん‐じ【勅願寺】
勅願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して建てられた寺。東大寺・薬師寺など。御願(ごがん)寺。
ちょく‐ご【勅語】
1 天子の言葉。みことのり。→おことば[補説] 2 明治憲法下で、天皇が大権に基づき、国務大臣の副署を要さないで、直接国民に対して発した意思表示。 3 教育勅語のこと。
ちょく‐ごう【勅号】
朝廷から高僧などに与える称号。
ちょく‐さい【勅祭】
勅命によって行われる祭事。