むな‐ざんよう【胸算用】
[名](スル)《「むなさんよう」とも》心の中で見積もりを立てること。胸勘定(むなかんじょう)。むなづもり。むなざん。むねざんよう。「謝恩セールの売り上げを—する」
むらかた‐そうどう【村方騒動】
江戸中期から後期にかけて各地で頻発した農民の村政改革運動。村役人による年貢勘定の不正や、地位を利用した私欲などを糾弾し、領主に訴え出るなどした。小前(こまえ)騒動。
め‐の‐こ【目の子】
「目の子勘定」「目の子算」の略。「前巾着より—に読んでやり」〈浮・好色産毛・四〉
めのこ‐ざん【目の子算】
そろばんや筆算などによらず、数量などを目で確かめながら計算すること。目の子勘定。
もず‐かんじょう【百舌勘定】
《鳩・鴫(しぎ)・百舌が15文の買い食いをして勘定をするとき、百舌は、鳩に8文、鴫に7文出させて、自分は1文も出さなかったという昔話から》勘定のとき、自分は金を出さないで他人にばかり出させようと...
もた・せる【持たせる/凭せる】
[動サ下一][文]もた・す[サ下二] 1 (持たせる)持つようにしてやる。持つようにさせる。また、受け持たせる。「板前に店を一軒—・せる」「所帯を—・せる」「クラスを—・せる」 2 (持たせる)...
もと‐じめ【元締め】
1 金銭の勘定、仕事などの全体を締めくくること。また、その役の人。 2 博徒(ばくと)などが、その親分をいう呼び方。
もと‐ちょう【元帳】
簿記で、すべての勘定口座を設け、取引を仕訳帳から転記して各勘定別に記録・計算する帳簿。総勘定元帳。
よこ‐ざ【横座】
1 畳や敷物を横に敷いて設けた正面の席。上座。 2 いろりの奥の正面で、一家の主人がすわる席。亭主座。 3 横手の座席。「火鉢の—に座る」 4 《勘定奉行の横目につけておくところから》勘定吟味役...
利(り)が乗(の)・る
売買したものが取引相場の変動によって利益勘定になる。