かちがらす【勝烏】
穂積驚の時代小説。昭和31年(1956)発表。同年、第36回直木賞受賞。
かち‐き【勝(ち)気】
[名・形動]人に負けまいとする気の強い気性であること。また、そのさま。きかぬ気。負けん気。「—な人」
かち‐ぐみ【勝(ち)組】
勝負事に勝ったり、事業などで成功した者。人生の競争で望んだ地位や財産を得た者。→負け組
かち‐ぐり【搗ち栗/勝ち栗】
クリの実を干して臼で軽くつき、殻と渋皮を取り去ったもの。「かち」が「勝ち」と同音であるところから、出陣・祝勝に用いられた。正月の祝儀などに用いる。
かちぐるま‐とうひょうけん【勝(ち)車投票券】
オートレースで、勝者を予想して買い、的中すれば払戻金を得ることができる券。車券(しゃけん)。
かち‐こし【勝(ち)越し】
競技などで、勝ち越すこと。「—を決める」「—点」⇔負け越し。
かち‐こ・す【勝(ち)越す】
[動サ五(四)] 1 勝った回数が負けた回数より多くなる。「千秋楽でようやく—・す」⇔負け越す。 2 競技などの途中で、相手の得点を上回る。「一点—・す」⇔負け越す。
かち‐じあい【勝ち試合】
スポーツなどで、試合に勝つこと。また、勝った試合。「記録ずくめの—に祝杯を上げる」⇔負け試合。
かち‐す・ぎる【勝(ち)過ぎる】
[動ガ上一] 1 ある傾向や性質が強すぎる。「悲観論が—・ぎる予測」 2 負担が大きすぎる。「仕事の荷が—・ぎる」
かち‐すす・む【勝(ち)進む】
[動マ五(四)]勝負に勝って次の段階へ進む。「決勝戦へと—・む」