かんこう‐ば【勧工場】
明治・大正時代、一つの建物の中に多くの店が入り、いろいろな商品を即売した所。デパートの進出により衰えた。明治11年(1878)東京にできた第一勧工場が最初。勧商場。
かん‐こく【勧告】
[名](スル)ある行動をとるように説きすすめること。「辞職を—する」「人事院—」
かん‐しょう【勧奨】
[名](スル)そのことをするようすすめ励ますこと。「貯蓄を—する」「退職—」
かん‐しょう【勧賞】
[名](スル)《「かんじょう」とも》褒美などを与えて励ますこと。ほめて引き立てること。けんじょう。「—すべき功績」
かんしょう‐せっしゅ【勧奨接種】
予防接種のうち、予防接種法に基づいて、市町村長または都道府県知事が接種を奨励する予防接種。ジフテリア・ポリオ・麻疹・日本脳炎・結核などがあり、定期接種の場合は公的な費用負担や健康被害に対する補償...
かんしょう‐たいしょく【勧奨退職】
退職金の割り増しや再就職の斡旋(あっせん)を条件に、定年前の退職を勧めること。俗に、肩たたきともいう。→早期勧奨退職
かんしょう‐ば【勧商場】
⇒勧工場(かんこうば)
かん‐じょう【勧請】
[名](スル) 1 神仏の来臨や神託を祈り願うこと。また、高僧などを懇請して迎えること。 2 神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。「熊野権現(くまのごんげん)を—する」
かん‐じん【勧進】
[名](スル) 1 人々に仏の道を説いて勧め、善導すること。 2 堂塔・仏像などの建立・修理のため、人々に勧めて寄付を募ること。勧化(かんげ)。「—して本堂を建立する」 3 僧の姿で物乞いをして...
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】
勧進2のために、または、それを名目に行われる興行。田楽・猿楽・相撲・歌舞伎などがあった。