じゅう‐れん【重連】
機関車を2両連結にすること。多く、急勾配の区間で行われる。3両連結は三重連という。
じゅどう‐ゆそう【受動輸送】
細胞膜内外の濃度勾配に従って物質が移動すること。
すいあつ‐かん【水圧管】
水力発電所で、水車に水を導く急勾配(こうばい)の送水管。内側に高い水圧を受ける。ペンストック。水圧鉄管。
スイッチ‐バック【switch back】
[名](スル) 1 工学的な切り換え復帰機能。 2 急勾配を緩和するための折り返し式の鉄道線路を列車がポイントを切りかえながらジグザグに上り下りをすること。また、その線路。
スロープ【slope】
傾斜面。斜面。また、勾配。「急な—を一気に滑り降りる」
せいりきがく‐へいこう【静力学平衡】
流体中のある領域において、重力と鉛直方向の圧力勾配が釣り合っている状態。気象学の分野では、ある空気塊に働く重力と鉛直方向の気圧傾度が釣り合っていることを表す。静水圧平衡。
せんじょう‐ち【扇状地】
川が山地から平地へ流れ出る所にできた、扇形の堆積(たいせき)地形。川の勾配(こうばい)が急に小さくなり、流水の運搬力が急減するため、上流から流れてきた砂礫(されき)が堆積してできる。沖積扇状地。
ゼメリング‐てつどう【ゼメリング鉄道】
《Semmering Railway》オーストリアの首都ウィーンの南西約80キロメートルにあるゼメリング峠を走る山岳鉄道。ウィーンとトリエステを結ぶもので、ゼメリング峠は標高約1000メートルの...
ちおん‐こうばい【地温勾配】
地中の温度が深さとともに上昇する割合。地表の浅いところでは、100メートルごとに1〜3ケルビン程度上昇する。一方、深度100キロメートル以深ではマントルの対流により勾配は小さく、1キロメートル毎...
ちかく‐ねつりゅうりょう【地殻熱流量】
地球内部から地表へ流れ出る熱量。地温勾配とそこの岩石の熱伝導率との積で求められ、平均値は1平方メートル当たり約69ミリワット。熱流量。