ほっ‐け【北家】
藤原氏四家の一。不比等(ふひと)の二男房前(ふささき)を祖とする。四家のうち最も栄えた。のちの摂関家の系統。
ほっ‐けつ【北闕】
《「闕」は宮城の門の意》 1 皇居の北の正門。 2 宮城。皇居。宮中。内裏(だいり)。
ほっ‐けん【北絹/黄絹】
《「ほっ(黄)」は唐音》室町時代に中国の東京(トンキン)から渡来した、黄繭の糸で織った薄い平絹。ほっけんつむぎ。
ほっ‐こう【北光】
オーロラのこと。
ほっ‐こう【北郊】
北の方の郊外。
ほっこう‐どおり【北港通り】
大阪市内を走る道路の呼び名。沿線にUSJなどがある。
ほっ‐こく【北国】
1 北方の国。北方の土地。きたぐに。北州。 2 北陸道の諸国。「越前の国よりはじめて—の勢そろへて上るべし」〈平治・中〉 《江戸城の北にあったところから》新吉原(しんよしわら)遊郭の異称。...
ほっこく‐あかえび【北国赤海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長12センチくらいのエビで、全身赤色。富山県以北の日本海に産し、刺身やすし種にする。あまえび。
ほっこく‐かいせん【北国廻船】
江戸時代、蝦夷(えぞ)地や東北・北陸地方と大坂・兵庫などを西廻り航路で結んだ廻船。主に北国の海産物を上方(かみがた)で売却し、塩・酒・雑貨などを仕入れて北国で売却した。北前船。
ほっこく‐かいどう【北国街道】
北陸街道と中山道をつなぐ街道。中山道の信濃追分(おいわけ)から小諸・上田・高田を経て北陸街道の直江津(なおえつ)に至る間で、江戸と佐渡を結ぶ重要な脇街道であった。