じゅうさん‐しゅう【十三宗】
1 日本仏教の13の宗派の総称。華厳宗・法相(ほっそう)宗・律宗・天台宗・真言宗・浄土宗・臨済宗・曹洞宗・浄土真宗・日蓮宗・時宗・融通念仏宗・黄檗(おうばく)宗。 2 中国仏教の13の宗派。毘曇...
じゅうさんぞく‐みつぶせ【十三束三伏せ】
こぶし13握りの幅に指3本の幅を加えた長さ。また、その長さの矢。普通の矢が十二束であるのに対して、長い矢。→十二束三伏せ
じゅうさんだい‐しゅう【十三代集】
二十一代集のうち、初めの八代集を除いた勅撰和歌集。鎌倉・室町時代にできた、新勅撰・続(しょく)後撰・続古今・続拾遺・新後撰・玉葉・続千載・続後拾遺・風雅・新千載・新拾遺・新後拾遺・新続古今の13集。
じゅうさん‐づか【十三塚】
峠道や村境などに、数個または十数個に及ぶ塚が並んでいるもの。そのうちの一つが特に大きく、これを大将塚・将軍塚と呼んだり、戦士の一団が埋められているなどと伝えるものが多いが、実体は未詳。
じゅうさん‐ななつ【十三七つ】
《「お月さまいくつ、十三七つ、まだ年あ若いな」というわらべ歌から》十三夜の七つ時(4時ごろ)の、出たばかりの月のことで、まだ若いの意。
じゅうさんにんのしかく【十三人の刺客】
工藤栄一監督による映画の題名。昭和38年(1963)公開。暴虐な藩主の暗殺指令を受けた刺客たちの戦いを描く集団抗争時代劇。出演、片岡千恵蔵、里見浩太朗、嵐寛寿郎ほか。 三池崇史監督によるの...
じゅうさんにんのしゅら【十三人の修羅】
古川薫による歴史小説。英国公使館焼き打ち事件に参加した長州藩士、瓜生慎蔵を主人公に、幕末の動乱を描く。昭和52年(1977)刊行。直木賞候補作。
じゅうさんねん‐ぜみ【十三年蝉】
周期ゼミの一。13年ごとに発生する。
じゅうさんばんめのペルソナいそら【十三番目の人格ISOLA】
貴志祐介の小説。平成8年(1996)、第3回日本ホラー小説大賞で長編賞佳作を受賞した著者のデビュー作。受賞時のタイトルは「ISOLA」。阪神・淡路大震災と多重人格を主題とする。平成12年(200...
じゅうさん‐ぶつ【十三仏】
年忌追善に際し、初七日から三十三回忌までの13回に配当して供養する仏・菩薩(ぼさつ)。南北朝時代に成立した信仰。