せん‐ぎり【千切り/繊切り】
大根・人参(にんじん)などを細く切ること。また、切ったもの。繊(せん)。千六本。
ちきり【榺/千切り】
1 織機で、縦糸を巻くのに用いる、木製で中央のくびれた棒状の部品。おまき。輪鼓(りゅうご)。〈和名抄〉 2 紋所の名。1を図案化したもの。 3 「榺締め」の略。
ちきり‐じめ【榺締め】
木や石材をつなぐために埋め込む木片または金属。両端が広く、中央が狭くくびれている。ちきり。
ちぎり‐え【千切り絵】
手でちぎった色紙を台紙に貼ってつくる絵。また、そのような技法。→貼り絵
ちぎり‐き【乳切り木/千切り木】
両端を太く、中央をやや細く削った棒。物を担うほか、護身用にも用いた。棒ちぎり。ちぎり。
ちぎりき【千切木】
狂言。連歌の集まりをじゃましてたたき出された太郎が、女房に励まされて一同の家々へ仕返しに行き、相手が居留守を使うととたんにいばる。
ちぎり‐パン【千切りパン】
手で千切りやすいようくびれが入った、棒状または平板状のパン。
ち‐ぎ・る【千切る】
[動ラ五(四)] 1 手などでこまかに切り離す。こまかにばらばらにする。「花びらを—・る」 2 もぎとる。むしりとる。「つきたての餅を—・る」 [可能]ちぎれる [動ラ下二]「ちぎれる」の文...
ちぎれ‐ぐも【千切れ雲】
細かくちぎれた雲。ちぎれちぎれの雲。
ちぎれ‐ちぎれ【千切れ千切れ】
[形動][文][ナリ]いくつもにちぎれているさま。きれぎれ。「—な記憶をつなぎ合わせる」