せん‐ねん【千年】
1年の1000倍。転じて、長い年月。
せんねん‐あめ【千年飴】
江戸中期、浅草の飴売り七兵衛が売りはじめたという飴。現在の千歳(ちとせ)飴にあたり、紙袋に「千年飴」と記した。
せんねん‐おうこく【千年王国】
キリスト教で、再臨したキリストが一千年間統治する理想・至福の王国。→千年王国説
せんねんおうこく‐せつ【千年王国説】
近い将来キリストが地上に再臨し、よみがえった聖徒とともに千年王国が実現し、その後、終末の審判が行われるという信仰。ユダヤ教のメシア待望の中から生まれ、初代キリスト教会に伝えられた。至福千年説。千...
せんねん‐き【千年紀】
1000年を単位とした時代区分。1000年間。ミレニアム。
せんねん‐せつ【千年説】
⇒千年王国説
せんねん‐だい【千年鯛】
フエダイ科の海水魚。全長約80センチ。体は側扁し、体高は高く、桃赤色。南日本から東南アジア・インド洋に分布。食用。
千年(せんねん)も万年(まんねん)も生(い)きたいわ
徳冨蘆花「不如帰(ほととぎす)」で、肺を病んだヒロイン浪子が「ああ、人間は何故死ぬのでしょう」と嘆き、夫の川島武男に訴える言葉。新派によって上演され、有名になった。