せんじゅいん‐もの【千手院物】
大和の刀工の一派、千手院派が鍛えた刀。反りが高く、鎬(しのぎ)の広いことが特徴。千手院。
せんじゅ‐かんのん【千手観音】
《「千手千眼観世音」の略》六観音・七観音の一。衆生(しゅじょう)をあまねく済度(さいど)する大願を千本の手に表す観音で、千は無量円満を表す。ふつう42の手を持つ像につくる。 《頭部の近くに足...
せんじゅ‐だらに【千手陀羅尼】
千手観音の功徳(くどく)を説いた経。千手経。
せんじゅ‐の‐ちかい【千手の誓い】
観世音が千手・千眼を身に備え、衆生を救おうと立てた誓い。
せんじゅ‐ほう【千手法】
密教で、千手観音を本尊として行う修法(しゅほう)。
せん‐じょう【千丈】
1丈の1000倍。また、非常に長いこと。
せん‐じょう【千乗】
《「乗」は車を数える単位》 1 千台の兵車。 2 《中国周代の兵制で、大国の諸侯は兵車千台を有したところから》大国の諸侯。→万乗(ばんじょう)
せん‐じょう【千畳】
1 千枚の畳。転じて、多くの畳。 2 山などが幾重にも重なること。
せんじょう‐じき【千畳敷(き)】
1 畳千枚を敷くほどの大広間。また、そのような広い場所。 2 広い岩盤からなる台地状の地形。和歌山県白浜海岸の隆起海食台、埼玉県の長瀞(ながとろ)の河床、木曽駒ヶ岳のカール地形など。
千丈(せんじょう)の堤(つつみ)も蟻(あり)の穴(あな)より崩(くず)れる
「蟻の穴から堤も崩れる」に同じ。