こんめいモントリオール‐せいぶつたようせいわくぐみ【昆明モントリオール生物多様性枠組(み)】
愛知ターゲットの未達を受けて、2022年に再設定された生物多様性のための国際目標。モントリオールで開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP(コップ)15)において採択。2030年までの...
しぜん‐げんすい【自然減衰】
有害物質が時間の経過とともに、土壌への吸着、環境への拡散、微生物による分解などによって濃度が低減していく現象。放射性物質の場合、半減期に応じて放射線の強さが減少する効果が加わる。
シュレーディンガー‐の‐ねこ【シュレーディンガーの猫】
オーストリアの物理学者、E=シュレーディンガーが考案した量子力学に関する思考実験。ラジウムがα粒子を放出すると毒ガスが発生する装置を猫とともに箱に収め、α崩壊の半減期を経過した後に猫の生死を問う...
じっこう‐はんげんき【実効半減期】
体内に取り込まれた放射性物質の量が、核種の崩壊および人体の代謝・排泄機能により減少し、半分になるまでの時間。有効半減期。→半減期
ストロンチウム【strontium】
アルカリ土類金属元素の一。単体は銀白色の金属。水と激しく反応して水素を発生。炎色反応は深紅色で、花火に使用。人工放射性同位体のストロンチウム90は、核分裂生成物の主成分の一。半減期28.8年でイ...
ストロンチウム‐きゅうじゅう【ストロンチウム九〇】
ストロンチウムの人工放射性同位体。質量数90。核分裂の際に生じる。半減期28.8年で、イットリウム90になる。人体にはいると骨に集まり、蓄積されて有害。ベータ線源・トレーサー・放射能標準などに用...
せいぶつがくてき‐はんげんき【生物学的半減期】
人間や動植物の体内に取り込まれた物質が、代謝や排泄などでおよそ半量が体外に排出されるのに要する時間。多く、放射性物質や毒物・重金属など有害な物質についていう。生理的半減期。 [補説]放射性物質の...
せいりてき‐はんげんき【生理的半減期】
⇒生物学的半減期
せきほう‐たい【赤報隊】
明治維新期に結成された草莽(そうもう)隊の一。関東・東北の脱藩士や豪農商を隊員として相楽総三らによって組織された。年貢半減を掲げて進んだが、のち、偽官軍として処断された。
セシウム【cesium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、空気中ではただちに酸化され、水と激しく反応して水素を発生する。炎色反応は青紫色。電気の良導体で、光電管に使用。核分裂によって生じる人工放射性同...