はん‐びたい【半額】
冠の額が厚額(あつびたい)と薄額(うすびたい)との中間である冠。近世では、透き額に対して額の前方だけ細く三日月に透かした半透き額をいう。
はん‐びつ【半櫃】
長櫃の半分ほどの大きさの櫃。衣類や雑具を入れる。
はん‐びょうにん【半病人】
心配や疲れなどで心身が病人のように弱っている人。
はん‐びらき【半開き】
1 なかば開くこと。また、なかば開いていること。はんかい。「—の戸」 2 花がなかば咲くこと。はんかい。「—の桜」
はん‐ぴ【半臂】
古代、袍(ほう)や位襖(いあお)の下に着用した朝服の内衣で、袖幅が狭く、丈の短い、裾に襴(らん)をつけたもの。平安時代以降、朝服が和様化した束帯では、袍と下襲(したがさね)との間につける袖のない...
はんぴ‐の‐お【半臂の緒】
「忘れ緒(お)」に同じ。
はんぴ‐の‐く【半臂の句】
和歌で、第3句に枕詞や休め詞をおいたもの。
はん‐ぶん【半分】
1 2分の1の分量・数量。「—ずつ食べる」「—に減らす」 2 (副詞的にも用いる)かなりの程度までその状態であること。なかばそのつもりであること。「—は本気だ」「—眠っている」 3 名詞に付いて...
はん‐ぷう【半風】
「半風子」の略。〈日葡〉
はんぷう‐し【半風子】
《「虱(しらみ)」を「風」の半分と見たところから》シラミの別名。