か‐めい【下名】
[名]以下に記した氏名。また、その者。
[代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。わたくし。「—は右証書を保管中左の条件を遵守することを誓う」〈谷崎・卍〉
きっちり
[副](スル) 1 すきまやずれがないさま。ぴったり。「ふたを—(と)閉める」「答えが—(と)合う」 2 時間や数量に端数がないさま。きっかり。「—三時に着く」「一万円—」 3 物事を確実に行う...
こうまんじ‐きょう【紅卍教】
中国の宗教結社道院の通称。中華民国初期、山東の洪解空が儒・仏・道・キリスト・イスラムの五教同源を説き道院を設立、全中国に教勢を拡張。1922年には紅卍字会を設立、貧民救済・施薬施療などの社会事業...
さや【紗綾】
平織り地に、稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を斜文織りで表した光沢のある絹織物。中世末ごろから江戸初期にかけて多く用いられた。さあい。さあや。 [補説]語源は、ポルトガル語のsai...
さや‐がた【紗綾形】
卍(まんじ)の形をくずしてつづり連ねた模様の名。紗綾の織り模様に多く用いられる。
すこ・い
[形]《「こすい」の「こす」を逆さにした語》(関西地方などで)ずるい。わるがしこい。「うちかって—・いよってなあ」〈谷崎・卍〉
つき【付き/附き】
1 付くこと。付着すること。また、そのぐあい。「—のいい粘着テープ」 2 火がつくこと。火が移って燃えるぐあい。火つき。「—の悪いマッチ」 3 ある人のそばにつき従うこと。また、その人。付き添い...
にちゃ‐にちゃ
[副](スル) 1 物がねばねばしてくっつくさま。また、その音を表す語。「餅(もち)が—と歯につく」 2 ねばりつくようで不快なさま。「疑い深い—した口調で」〈谷崎・卍〉
は【巴】
[人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) [訓]ともえ 〈ハ〉中国四川省東部の異称。「巴蜀(はしょく)」
〈ともえ(どもえ)〉水が渦巻いた模様。「卍巴(まんじともえ)・葵巴(あおいどもえ)」 [...
ハーケンクロイツ【(ドイツ)Hakenkreuz】
鉤(かぎ)十字。卍(まんじ)と同起源であるが、右鉤で、右まんじとも呼ばれる。ドイツ、ナチスの党章に用いられ、1935〜1945年には、ドイツの国旗としても使われた。