かんそん‐みんぴ【官尊民卑】
官吏や国家に関係する物事を尊び、民間の人や物事をそれに服従するものとして軽んじること。
げ‐び【下卑】
《動詞「げびる」の連用形から。「卑」は当て字》下品で卑しいこと。意地汚いこと。「吉原客は深川は—なりと笑ふ」〈洒・辰巳之園〉
こう‐ひ【高卑】
1 高いことと低いこと。高低。 2 尊いことといやしいこと。貴賤。
じょそん‐だんぴ【女尊男卑】
女性を男性より尊いとすること。また、そのような社会習慣。⇔男尊女卑。
せんぴ【鮮卑】
古代、北アジアで活躍した遊牧民族。五胡の一。2世紀中ごろ、匈奴(きょうど)の滅亡後に全モンゴルを支配したが、その後は諸部族に分裂。五胡十六国時代に慕容(ぼよう)氏(燕)・乞伏(きっぷく)氏(秦)...
そん‐ぴ【尊卑】
身分などが尊いことと卑しいこと。貴賤(きせん)。「—貴賤の別なく」
だんそん‐じょひ【男尊女卑】
男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や風習。⇔女尊男卑。
ひ【卑】
[常用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]いやしい いやしむ いやしめる 1 身分や地位が低い。価値が劣る。「卑賤(ひせん)・卑属・卑金属/尊卑」 2 品性が劣る。下品だ。「卑俗・卑劣・卑猥(ひ...
や‐ひ【野卑/野鄙】
[名・形動]言動が下品でいやしいこと。また、そのさま。「—な言葉遣い」