たんじゅん‐しゃかい【単純社会】
個人や組織が未分化で、同質的な小社会。スペンサーやデュルケームが用いた概念で、最も原初的な社会をいう。
たんじゅん‐しゅうけい【単純集計】
ある与えられたデータを集計するとき、異なる属性や基準などに分類せず、すべてを単純に合計すること。グランドトータル。GT(grand total)。→クロス集計
たんじゅん‐しゅうわいざい【単純収賄罪】
⇒収賄罪
たんじゅん‐しょうにん【単純承認】
相続人が被相続人の権利・義務を無条件で承認し、その一切を継承すること。→限定承認
たんじゅん‐しょじ【単純所持】
他人への提供などを目的とせず、単に所持していること。
たんじゅんしょじ‐ざい【単純所持罪】
正当な理由がなく、ある物を単に所持していることによって成立する罪。拳銃・指定薬物・児童ポルノなどが対象となる。
たんじゅんしょじ‐の‐きんし【単純所持の禁止】
ある物を正当な理由がなく単に所持することを禁止・規制すること。 [補説]児童買春処罰法では、児童ポルノを、自己の性的好奇心を満たす目的で、自己の意思に基づいて所持することを禁止し、違反すると1年...
たんじゅんせっしょく‐こうか【単純接触効果】
ある対象に繰り返し接することで、肯定的な印象が強まる現象。ポーランド出身の心理学者ザイアンスが提唱したので、ザイアンス効果ともいう。
たんじゅん‐せん【単純泉】
「単純温泉」に同じ。
たんじゅん‐たすう【単純多数】
1 特別多数に対して、過半数をいう。絶対多数2と同義。 2 投票権者の過半数を絶対多数という場合に、これに対して、投票者数の過半数をいう。