いん‐し【印子】
⇒いんす(印子)
いん‐す【印子】
《「す(子)」は唐音》 1 「印子金」の略。 2 純良の金で作った製品。いんし。「日比(ひごろ)立ち入る家に—の獅子の香炉あり」〈浮・昼夜用心記〉
いんす‐きん【印子金】
近世初期、中国から輸入した良質の金塊。1個約100匁(もんめ)(375グラム)で、側面からの形状によって舟印子・花印子などとよんだ。
いん・する【印する】
[動サ変][文]いん・す[サ変] 1 印(いん)や型を押す。「契約書に—・する」 2 しるしを残す。跡をつける。また、しるしが残る。「未踏の地に第一歩を—・する」「轍(わだち)の跡は深く軟かい路...
いん‐ぜい【印税】
図書やレコードの定価・発行部数などに応じて、発行者が一定の比率で著作者または著作権所有者に対して支払う金銭。
いん‐ぞう【印相】
《「いんそう」とも》 1 仏・菩薩(ぼさつ)が手指で示す印の形。→印(いん) 2 仏の顔つき。 3 印章の面に現れた縁起のよしあし。
いん‐ち【印池】
印肉を入れる器。印肉入れ。肉池。
いん‐ちゅう【印鈕】
印章のつまみの部分。獅子(しし)・虎・亀など、動物の形のものが多い。印鼻。
いん‐てつ【印哲】
《印は、インドの漢字表記「印度」から》「インド哲学」の略。
いん‐てん【印篆】
印章に用いる篆字。