りん【厘】
1 数の単位。1の100分の1。または、1割の100分の1。 2 尺貫法の単位。長さでは、1寸の100分の1。重さでは、1匁の100分の1。 3 貨幣の単位。1円の1000分の1、1銭(せん)の...
りん【厘】
[常用漢字] [音]リン(慣) ごく小さい数量を表す単位。「厘毛/一分一厘・九分九厘」 [補説]もと「釐(り)」の略字。
りん‐だめ【厘揉/釐揉】
厘や毛などのきわめて少量をはかるはかり。釐等具(れいてんぐ)の小さいもの。厘秤(りんばかり)。
りん‐づけ【厘付け】
江戸時代、年貢取米高の決定に際し、石高に租率を乗じて算出する方法。厘割。→厘取り
りん‐どり【厘取り/釐取り】
江戸時代の年貢徴収方法の一。石高に租率を掛けて算定する方法。関西で多く行われた。厘付け取り。→反取(たんど)り
りん‐ばかり【厘秤/釐秤】
⇒厘揉(りんだめ)
りん‐もう【厘毛】
厘と毛。転じて、きわめてわずかなこと。ほんの少しの金額。「—の狂いもない」