とも【友/朋】
《「共」と同語源》 1 いつも親しく交わっている相手。友人。朋友(ほうゆう)。ともだち。「良き—に恵まれる」 2 志や目的を同じくする人。仲間。同志。「学問の—」「類は—を呼ぶ」 3 ふだん好ん...
とも‐かがみ【共鏡/友鏡】
1 「合わせ鏡」に同じ。 2 二つのものを照らし合わせること。「黒髪と雪との中のうき見れば—をもつらしとぞ思ふ」〈後撰・冬〉
ともかがみ【友鏡】
江戸後期の語学書。1巻。東条義門著。文政6年(1823)刊。本居宣長の「てにをは紐鏡(ひもかがみ)」を補訂したもので、係り結びの法則を活用によって整理し、図表に示す。てにをは友鏡。
とも‐がき【友垣】
《交わりを結ぶことを、垣根を結ぶのにたとえていった語》ともだち。とも。
とも‐が‐しま【友ヶ島】
和歌山県北西部、紀淡海峡にある無人島群の総称。地(ぢ)ノ島・沖ノ島と付属の2島からなる。第二次大戦終結まで瀬戸内海入口の要塞になっていた。沖ノ島はキャンプ場・海水浴場。瀬戸内海国立公園に属する。
とも‐こ【友子】
ともだち。友人。「—友達への面(つら)づくだ」〈滑・浮世風呂・四〉 [補説]書名別項。→友子
ともこ【友子】
高橋揆一郎の小説。平成3年(1991)刊。翌年、第11回新田次郎文学賞受賞。友子は炭鉱労働者の共済組織のこと。
とも‐ずれ【友擦れ】
[名](スル)友達との交際によって、世間なれしていくこと。
とも‐だち【友達】
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友(ほうゆう)。友。「—になる」「遊び—」「飲み—」 [補説]作品名別項。→友達
ともだち【友達】
安部公房の戯曲。昭和42年(1967)、第3回谷崎潤一郎賞受賞。同年、劇団青年座により舞台化。昭和63年(1988)、スウェーデンと日本の共同制作により映画化。