はん‐じかい【反磁界】
磁性体を磁化する時に、その両端に現れる磁極が磁性体内につくる逆向きの磁界。外から与えられた磁界を弱める作用がある。反磁場。
はん‐じせい【反磁性】
磁場を与えると、磁場とは反対の向きに磁化が起こる性質。→常磁性
はんじせい‐たい【反磁性体】
反磁性の性質をもつ物質。酸素以外の気体、有機物質・塩類・水・ガラスなど。
はんじつ‐かそう【反実仮想】
文法で、事実と反対のことを想定すること。「もし〜だったら…だろうに」のような言い方。
はん‐じば【反磁場】
⇒反磁界
はん‐じゅうりょく【反重力】
物質に加わる重力を打ち消す斥力。仮説的な力であり、現実の物理学においてはその存在は確認されていない。しばしばSF小説の設定で登場する。
はん‐すいそ【反水素】
水素の反物質。反陽子と陽電子からなる。それぞれ加速器で生成できるが、そのままでは非常にエネルギーが高いため、1995年にレーザー冷却により減速することで反水素原子の生成に初めて成功した。
はん‐すいりしょうせつ【反推理小説】
⇒アンチミステリー
はん‐すう【反数】
1 ある数の符号を変えた数。aに対して−aを反数という。 2 ⇒逆数
はん‐すう【反芻】
[名](スル) 1 一度飲み下した食物を口の中に戻し、かみなおして再び飲み込むこと。 2 繰り返し考え、よく味わうこと。「先生の言葉を—する」